ウォーリーの都市伝説を探せ!
みなさんは、『ウォーリーを探せ!』という本を覚えていますか?
人が入り乱れた絵の中から、赤と白のボーダーの服と帽子に、
眼鏡をかけたウォーリーを探す、1980年代後半に全世界で
ブームを巻き起こしたあの絵本です。
「図書館に置いてある『ウォーリーを探せ!』は、ウォーリーの場所に
印がつけられていて、本当にがっかり!」
こんなことがちょっとした社会問題にもなるくらい、
ウォーリーは日本中の子供たちに広く読まれていました。
そんなウォーリーには・・・
そんなウォーリーには、実はモデルがいるという噂があります。
いえ、漫画家の楳図かずおさんではありませんよ(笑)。
とにかく、まずは『ウォーリーを探せ!』とある事件の関係について
お話し致しましょう。
今から30年ほど前、イギリスにある幸せな家族がいました。
しかし、その家族の8歳の息子がある日行方不明になってしまったそうです。
そして、その1ヶ月後、息子は何者かに殺されて見つかりました。
数週間後、警察の必死の捜査によって犯人は逮捕されました。
そして、取り調べによって、犯人はその息子以外にも20人以上の
子供を殺している精神異常者だったと判明したのです。
裁判の結果、犯人は訴訟能力、および責任能力がないとの理由で
精神病院に入れられました。
しかし数年後、病院を脱走し再び指名手配されました。
しかし、その後の犯人の行方は知られていません……。
『ウォーリーを探せ!』の原題『Where's Wally?』とは、
直訳すると『あの役立たずはどこだ?』という意味になります。
『Wally』という言葉には役立たずの他にも『間抜け、バカ』などの
意味もあります。
みなさん、もうお分かりですよね。
そう、ウォーリーはこの事件の犯人をモデルにしていると言われているのです。
ウォーリーが赤と白のボーダーの服を着ているのはイギリスの囚人服であり、
眼鏡は変装の道具だというのです。
また、当時のイギリスでは精神異常犯罪者に、
赤線の囚人服を着せていたという話もあるのです。
この都市伝説との関連で、『ウォーリーを探せ!』には・・・
この都市伝説との関連で、『ウォーリーを探せ!』には怪談じみた話もあります。
ウォーリーの本を深夜2時22分に開くと一面がウォーリーだらけになっていて、
その中には犯人に殺された被害者が隠れている。
そして、それを深夜3時までの間に全員見つけないと、
今度はウォーリーがあなたを殺しにくるという話です。
この話は、作中に登場するウォーリーと同じ格好をした25人の子供たち、
通称ウォーリー親衛隊が、殺された被害者なのではないかという噂がもとになっています。
そして……
そして、深夜2時22分および深夜3時という時間は、
犯人の犯行時間に関係があるといいます。
『ウォーリーを探せ!』とこの事件が、
果たして本当に関係があるのかは分かりません。
それは、作者のみが知っていることです。
ただ、もし本を手にする機会があったら調べてみてください。
そこには、まだ誰にも知られていない事件との関係が示されている箇所が
あるかもしれません。
最後に一つ、余計なことをお教え致しましょう。
インターネットで『ウォーリーを探さないで』と入れて検索すると、
ちょっと怖いものが見られます。
恐らく事件とは直接関係はない情報だとは思いますが、
ただ、心臓が弱い人は…決して見ないでくださいね……。
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